伊良部秀輝さん、死去

ロッテ、阪神New York Yankeesなどで投手として活躍した伊良部秀輝さんが米国の自宅で死去したことが分かった。42歳。伊良部さんは27日に亡くなっているのが見つかり、地元警察は自殺とみているという。伊良部さんは香川・尽誠学園高から1987年のドラフト1位でロッテに入団。160キロ近い速球を武器に、94年に最多勝(15)と最多奪三振(239)、95年には最優秀防御率(2.53)と最多奪三振(239)、96年にも最優秀防御率(2.40)を獲得するなど活躍。97年からYankeesでプレーし、98、99年に2桁勝利を記録。Montreal ExposTexas Rangersを経て、2003年に阪神入りし、13勝を挙げて18年ぶりのリーグ優勝に貢献。04年限りで現役を引退し、米国で実業家に転身したが、09年Long Beach Armadaで現役復帰し、四国・九州アイランドリーグの高知でもプレー。昨年1月に2度目の引退を表明し、その後は米国に生活の拠点を置き、地元の少年野球チームを指導していた。日米通算で399試合に登板し、106勝104敗27セーブ、防御率4.01。