中信鯨、球団解散を発表

台湾プロ野球(CPBL)の中信鯨が11日付で球団を解散し、全選手を他球団に放出すると発表。中信は、1996年に「和信鯨」としてCPBLに加盟。郭源治投手(元中日)や郭李建夫投手(元阪神)を擁し、3年目の1999年にレギュラーシーズン1位を達成。2002年に「中信鯨」と改称、05年にはペットマークやユニホームを変更したが成績や観客動員は低迷し、07年に八百長疑惑で主力級の5選手が契約解除となったことが経営悪化に拍車をかけた。中信の選手は、八百長事件でCPBLから除名された米迪亞の選手とともに分配ドラフトにかけられ、来季のCPBLは4球団で行われる見通し。