森中千香良さん、膵臓癌で死去

元大洋投手の森中千香良さんが膵臓癌のため奈良県大和郡山市の病院で死去。68歳。奈良県出身。奈良商工高(現奈良商高)から1958年に南海にテスト入団。1963年に17勝8敗で最優秀防御率を獲得するなど、野村克也杉浦忠、皆川睦男らとともに、南海の黄金期を支えた。1967年に大洋へ移籍し、18勝を記録。1972年に東映へ移籍。75年に再び大洋に戻り、現役を引退。その後は中日のコーチや野球解説者としても活躍した。