韓国が開幕4連勝、台湾は2位タイに後退

台湾で行われている北京五輪世界最終予選の第4日、韓国が危なげない試合運びで開幕4連勝を決めたが、台湾はカナダに敗れて2位タイに後退した。韓国は、李承燁*1、朴鎭萬ら主力選手を休ませたが打線の勢いは変わらず、1回に李大浩の適時打で先制すると、その後も得点を重ねて着実にリードを広げ、8回には李承燁の代打本塁打でダメを押した。先発の金善宇は5回を7安打1四球の4失点ながら大量援護に守られて初勝利。台湾は、2点を追う6回に羅國輝の3点本塁打で逆転したが、9回に登板した抑えの羅嘉仁が4連投の疲れからか同点適時打され、延長10回には姜建銘が一死も取れずに連打で勝ち越しを許した。カナダは台湾と並ぶ3勝1敗の2位タイに浮上し、五輪出場に大きく前進。このほか、メキシコは豪州を7-4で破って初白星を挙げ、ドイツは南アフリカに4-3で競り勝ち、豪州と並んで2勝2敗とした。最終予選は8か国・地域による総当たりリーグ戦が14日まで行われ、上位3チームが北京五輪への出場権を獲得する。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
南アフリカ(4敗) - 2 0 0 1 0 0 0 0 0 - 3 3 0
ドイツ(2勝2敗) - 0 0 1 0 0 2 1 0 x - 4 10 1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
韓国(4勝) - 1 0 1 5 1 2 1 3 0 - 14 16 1
スペイン(1勝3敗) - 0 0 0 0 4 1 0 0 0 - 5 11 1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E
カナダ(3勝1敗) - 0 2 0 0 1 1 0 0 1 1 - 6 16 2
台湾(3勝1敗) - 2 0 0 0 0 3 0 0 0 0 - 5 10 1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
メキシコ(1勝3敗) - 1 0 0 0 2 0 0 3 1 - 7 11 1
豪州(2勝2敗) - 0 0 0 1 0 2 0 1 0 - 4 11 1

*1:李承燁:燁は火偏に華