Kスタ宮城、球場名は維持へ

楽天の本拠地球場「日本製紙クリネックススタジアム宮城」の命名権を持つ日本製紙が古紙配合率を偽装していた問題で、球場を所有する宮城県が契約継続の是非を話し合う広告審査委員会を開き、「契約維持」で結論に達した。委員会意見を参考に村井嘉浩知事が近く最終判断する。契約維持の条件としては、(1)球場名称から社名を一定期間外して「クリネックススタジアム宮城」とする、(2)日本製紙が環境活動などの地域貢献を実行する――を検討。いずれも日本製紙側が契約継続を前提に提案したもので、社名を外す期間や地域貢献の具体的内容は両者で協議して決める。