杉内俊哉、無安打無得点試合を達成

巨人の杉内俊哉投手が楽天1回戦(東京ドーム)で無安打無得点試合を達成。9回二死から四球を与えて完全試合を逃したが、許した走者はこの1人だけで、投球数108、アウトの内訳は三振14、内野ゴロ8、内外野への飛球5。無安打無得点試合は4月6日に前田健太(広島)がDeNA戦で達成して以来、史上75人目(86度目)で、セ・リーグでは36人目(39度目)。巨人では1994年に槙原寛己完全試合を達成して以来18年ぶり、11人目(15度目)。交流戦では2006年のガトームソン(ヤクルト)に次いで2人目。許した走者1人だけで完封した「準完全試合」は2009年8月5日に藤原紘通(楽天)がオリックス戦で達成して以来44度目。そのうち無安打無得点試合は14度目(与四球1の試合は12度目)。

追記 (2012-05-31)

また、杉内は鹿児島実業高時代の1998年、第80回全国高校野球選手権大会の1回戦で八戸工業大第一高を相手に1四球のみで無安打無得点試合を達成。甲子園の無安打無得点試合は、春の選抜高校野球大会ダルビッシュ有(東北高)ら12人、夏の全国高校野球選手権大会松坂大輔(横浜高)ら22人(23度)が記録しているが、プロでも達成したのは杉内が初めて。