河村保彦さん、膵臓癌で死去

中日やサンケイで投手として活躍した河村保彦さんが21日、膵臓癌のため愛知県豊明市内の病院で死去。71歳。岐阜県多治見市出身。多治見工高に在籍していた1958年に春夏連続で甲子園大会に出場。翌59年に中日入りし、スライダーを武器に3年目に13勝。68年にサンケイに移籍し、71年限りで現役を引退。実働13年で444試合に登板し、3度の2桁勝利を記録するなど、74勝88敗、防御率3.25。19勝を挙げた63年にはオールスターゲームに出場。93年にヤクルトで投手コーチを務めた。