NPB、10年ぶりに球宴3試合開催へ

日本プロ野球組織(NPB)が東京都内で実行委員会を開き、今年のオールスターゲームを1試合増の3試合で実施する方針を固めた。4期連続で赤字決算の日本野球機構の収益増が目的で、3試合開催は、2001年以来10年ぶり。当初は7月22日にナゴヤドームで第1戦、翌23日に千葉マリンスタジアム(3月からQVCマリンフィールドに改称)で第2戦を行う計画だったが、第2戦は東京ドームとし、QVCマリンでは24日に第3戦として開催される見通し。また、台湾開催が提案されている11月のアジアシリーズが実施される場合は、日本シリーズ覇者を派遣することを確認。さらに、春季キャンプ期間中に韓国プロ野球チームと行う練習試合を「アジア・スプリング・ベースボール」(ASB)として開催することを決定。今後は台湾や中国にも参加を働きかけていくという。