ロッテ、5年ぶりシリーズ進出

ロッテがクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージ(6試合制)最終戦(ヤフードーム)でソフトバンクを7対0で破って3連勝し、対戦成績を4勝3敗(ソフトバンクのアドバンテージ1勝を含む)として、2005年以来5年ぶり6度目の日本シリーズ進出を決定。レギュラーシーズン3位からのシリーズ進出はCS史上初。最優秀選手(MVP)には成瀬善久投手(ロッテ)が選ばれた。西村徳文監督は就任1年目で、08年の渡辺久信監督(西武)以来2年ぶりパ・リーグでは7人目、両リーグを通じて14人目の新人監督のシリーズ進出を果たした。
ソフトバンクは2003年にシリーズ出場を果たしたが、翌年から導入されたCS(04〜06年はプレーオフ)には6度出場して全て敗退。04、05年はレギュラーシーズン1位でプレーオフ第2ステージに進出したが、いずれの年も2位と4.5ゲーム差で、アドバンテージ1勝を得るための条件“2位に5ゲーム差以上”を満たせずに2勝3敗で敗退し、当時のプレーオフ規定によりリーグ優勝も逃した。アドバンテージの1勝が与えられながら敗れたのは両リーグを通じて初めて。