山本昌、23年連続勝利

中日の山本昌投手が阪神17回戦(ナゴヤドーム)で今季初勝利を挙げ、プロ初勝利を挙げた1988年から23年連続勝利を達成。1985〜2007年の工藤公康(横浜)に並ぶ連続シーズン勝利のNPBタイ記録。NPBの最年長勝利は1950年5月7日に浜崎真二(阪急)が救援で記録した48歳4か月だが、44歳11か月での先発勝利は1リーグ時代に浜崎が45歳6か月(47年9月28日の南海戦)、46歳8か月(48年8月10日の南海戦)に次ぐ史上3位の記録で、2リーグ制後では07年9月26日の工藤の44歳4か月を上回る最年長先発勝利記録となった。また、自身が持つ実働年数のセ・リーグ記録を25に更新し、24で並んでいた大島康徳(日本ハム)を抜いて歴代単独3位となった。1位は工藤の29、2位は野村克也(西武)の26。