E3で3DS初公開
任天堂が2011年3月期中に発売すると発表していた「ニンテンドー3DS」を、米国で開催中のE3で初公開。3DSは、DSの基本特徴であるダブルスクリーンを踏襲し、上画面に裸眼立体視機能付きワイド液晶を採用。下画面のタッチ入力機能付き液晶やマイク入力に加え、360度アナログ入力可能なスライドパッド、モーションセンサー、ジャイロセンサーを新たに搭載。2個に増えた外カメラにより立体写真の撮影も可能。スリープ中に他の3DSやWi-Fiアクセスポイントと自動的に通信する機能をシステムでサポートすることで、同時に複数のゲームの「すれちがい通信」を可能にするほか、利用者が能動的な操作をすることなくインターネットとの連携によるサービスを自動的に実現。3D映画を裸眼で視聴可能であることも明らかにされました。
なお、発売日と価格は後日発表されるそうです。
てな訳で、現時点で公開されている3DSの仕様を、DS Lite、DSiと比較してみました。
3DS | DSi | DS Lite | |
---|---|---|---|
サイズ | 横 約134mm 縦 約74mm 厚さ 約21mm |
横137.0mm 縦74.9mm 厚さ18.9mm |
横133.0mm 縦73.9mm 厚さ21.5mm |
重量 | 約230g | 約214g | 約218g |
上画面 | 3.53型ワイド液晶 裸眼立体視機能付き 800×240 (800pxを左/右眼用交互に各400pxを割当) |
3.25型 256×192(26万色) |
3.0型 256×192(26万色) |
下画面 | 3.02型液晶 タッチ入力可能 320×240 |
3.25型 256×192(26万色) |
3.0型 256×192(26万色) |
カメラ | 内カメラ×1/外カメラ×2 いずれも640×480(30万画素) |
内カメラ×1/外カメラ×1 いずれも30万画素 |
なし |
無線通信 | 2.4GHz 任天堂独自プロトコル Wi-Fi(IEEE802.11対応予定) セキュリティ強化(WPA/WPA2) |
2.4GHz 任天堂独自プロトコル Wi-Fi(IEEE802.11b/g) セキュリティ強化(WPA/WPA2) |
2.4GHz 任天堂独自プロトコル Wi-Fi(IEEE802.11b) セキュリティ(WEP) |
入力(操作系) | A/B/X/Yボタン 十字ボタン L/Rボタン START/SELECTボタン スライドパッド(360°アナログ入力可能) タッチスクリーン マイク カメラ モーションセンサー ジャイロセンサー |
A/B/X/Yボタン 十字ボタン L/Rボタン START/SELECTボタン タッチスクリーン マイク カメラ |
A/B/X/Yボタン 十字ボタン L/Rボタン START/SELECTボタン タッチスクリーン マイク |
その他入力 | 3Dボリューム (3D表示の立体深度をスムーズに変更) HOMEボタン(本体内蔵機能を呼び出す) 無線スイッチ(ゲーム中でも無線オフが可能) 電源ボタン |
音量/輝度調節ボタン 電源ボタン |
音量調節ボリューム 電源スイッチ |
コネクタ | ゲームカードスロット SDカードスロット ACアダプタ端子 充電端子 ヘッドホン端子 |
DSカードスロット SDカードスロット ACアダプタ端子 ヘッドホン/マイク端子 |
DSカードスロット GBAカートリッジスロット ACアダプタ端子 ヘッドホン/マイク端子 |
ゲームカード | 3DS専用ゲームカード (発売時点で最大容量2GB) DSカード |
DSカード (最大容量512MB) |
DSカード (最大容量512MB) |
サウンド | 上画面左右のステレオスピーカー | ステレオスピーカー | ステレオスピーカー |
タッチペン | 伸縮可能 (伸ばした状態で約10cm) |
長さ 約92mm | 長さ 約87.5mm |
バッテリー | Li-ion電池 | Li-ion電池(840mAh) | Li-ion電池(1000mAh) |
ニュースリリース : 2010年6月16日
http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2010/index.html