ABF、NPBに日本選手派遣を要請

豪州野球連盟(ABF)のBen Foster国際渉外部長が東京都内の日本野球機構(NPB)を訪れ、巨人、中日、横浜、ソフトバンク楽天の各球団関係者に今年11月に開幕する豪州野球リーグ(ABL)への選手派遣を要請。プロリーグのABLは1989年に創設、翌99年に財政難で休止したが、ABFとMLBの共同出資で10年ぶりに復活。米マイナーリーグ選手を中心に6チームを編成し、来年2月までレギュラーシーズン40試合とプレーオフを実施。交通費、食費などの実費は各球団の負担となるが、Foster氏は「日本人選手を育成できる環境。12球団から選手を受け入れる体制はできている」と説明。各球団は、シーズンオフの若手育成の場になるか検討する。