CPBL、台韓王者決定戦を提案

日本野球機構(NPB)の下田邦夫事務局長が、22日に台北市で開かれたアジアシリーズ運営委員会で、台湾プロ野球を運営する中華職棒(CPBL)がシリーズ代替案として、台湾と韓国の優勝球団による「台韓クラブチャンピオンシップ」開催を提案したことを明らかにした。11月1日から3日間、台湾で3試合制(2戦先勝方式)のシリーズを行う案で、韓国は持ち帰って検討する。2005年に始まったアジアシリーズは冠協賛社の撤退で08年に赤字決算となり、昨年は休止。今年は11月7日まで日本シリーズが予定され、12日からはアジア大会が始まるため日程調整が付かず、今回の運営委で今年実施可能な代替案を持ち寄って検討することになっていた。日本側は3月3日の実行委員会で、昨秋に行った日韓クラブチャンピオンシップなどの代替案を検討する。