Phils、日本人選手の獲得を凍結か

関西六大学野球リーグの大阪商業大が、山村裕也捕手とPhiladelphia Philliesの契約交渉が白紙に戻ったと発表。大商大は8日、山村がPhilliesとマイナー契約を結ぶと発表し、10日に東大阪市内で記者会見を行うとしていたが、実際には招待選手としてマイナーキャンプに参加し、スカウトが本人を見て契約を判断することになっていた。このため、球団は「誤解を生じかねない」として会見の中止を要請し、山村のキャンプ参加も未定とした。その後、関係者が渡米して調整していたが、合意には至らなかったという。
また、昨季限りで横浜から自由契約になった山北茂利投手、岡本直也投手もPhilliesとのマイナー契約が一部で報じられたが、球団は「日本人選手の獲得を発表する予定はない」と否定。相次ぐ合意報道からRuben Amaro Jr.ゼネラルマネジャー(GM)が日本側の代理人に不信感を抱いていると見られている。