NPB、試合球を統一へ

日本プロ野球組織(NPB)が東京都内で実行委員会を開き、試合球統一を実現するために具体的な検討を進めることで合意。加藤良三コミッショナーの提案で、今季は国内4社のボールが使用されるが、今後は下田邦夫事務局長らが1社に統一した場合の問題点を洗い出し、8月に結論を出せるように議論していく。また、試合のイニング間で投手交代する場合のインターバルを昨季までは3分15秒以内としていたが、今年のオープン戦から2分45秒以内に短縮することになった。このほか、若手選手によるNPB選抜と世界大学選手権を控える大学日本代表との交流試合を7月26日に東京ドームで開催することを決定。全日本アマチュア野球連盟(BFJ)から要請されているアジア大会(11月、中国)、インターコンチネンタルカップ(10月、台湾)へのプロ選手派遣については結論が出ず、2月3日に4球団による小委員会で検討する。アジアシリーズについては、日本シリーズ後の11月13、14日を軸にした台湾開催案を大会運営委員会に提案することを了承した。