JABA、独立L退団選手の登録を制限

日本野球連盟(JABA)が臨時理事会を開き、「国内の独立リーグに関する取扱要領」を決定。同連盟では独立リーグを退団した選手の登録を1チーム3人以内で認めており、同連盟への新規登録から高卒で3年、大卒で2年を経過した選手は独立リーグに移籍できる。しかし、同連盟に所属するクラブチームなどでは、独立リーグ入りを目指す自己都合による退部者が増加し、チームの運営環境に悪影響を及ぼしていることから、安易な移籍を規制することになった。改定された要領では、(1)独立リーグを退団した選手の登録を翌年度のシーズン終了まで認めない、(2)高卒で3年、大卒で2年未満の選手は所属チームから円満退部の書面が発行されれば独立リーグ球団との契約を認めるが、未発行の場合は連盟への復帰は認めない――とした。いずれも来年1月1日付で施行となる。