中田昌宏さん、心不全で死去

元阪急外野手の中田昌宏さんが、心不全のため横浜市内の病院で死去。74歳。兵庫県出身。鳴尾高ではエースとして1951年のセンバツで準優勝になるなど甲子園に2度出場。慶大では1956年秋のリーグ戦で長嶋茂雄(立大)らと争って首位打者を獲得。1957年に阪急に入団し、61年に29本で野村克也(南海)と並んで本塁打王となった。1968年に現役を引退した後は、阪急で打撃コーチや二軍監督を歴任、オリックスで編成部長、球団取締役などを務めた。