IBAF、女子種目の五輪追加へ委員会を設置

国際野球連盟(IBAF)が、2016年夏季五輪での実施競技復帰を目指す野球に女子種目を追加するため、日本を含む11か国・地域で構成された委員会を立ち上げたことを発表。委員会は米国のDonna Lopiano氏が代表となり、カナダのAndre LaChance氏、中国のSusan Zhang氏、日本のHiroko Yamada氏、台湾のKitty Au氏、ナイジェリアのNdi Okereke-Onyiuke氏、インドのAthokpam Bhanu Devi氏、キューバのMargarita Mayeta氏、ポルトガルのSandra Monteiro氏、豪州のBrett Pickett氏、韓国のCrystal Choi氏で構成。IBAFによると女子の競技人口は全世界で40万人を越えており、国際オリンピック委員会(IOC)に5日間開催で8チームの参加を提案しているという。同年五輪では2競技が追加される見込みで、野球、ソフトボール、ゴルフ、空手、7人制ラグビー、スカッシュ、ローラースケートが候補に挙がっており、8月のIOC理事会で2競技に絞り込まれ、10月の同総会で決定される。IBAFは、国際ソフトボール連盟(ISF)に合同での五輪復帰を提案したが、拒否されていた。