工藤公康、40歳代で初の37勝

横浜の工藤公康投手が楽天2回戦の9回に救援登板し、1回を無失点に抑えて逆転サヨナラ勝ちを呼び込み、2007年9月26日の阪神戦以来607日ぶりの勝利。40歳の誕生日を迎えた2003年5月5日以降に挙げた37勝は、若林忠志(毎日)を上回るNPB新記録。46歳以上の勝利は1950年5月7日に浜崎真二(阪急)が48歳4か月で記録して以来59年ぶり2人目。浜崎は46歳以上で4勝しており、工藤の46歳0か月は歴代5位の年長勝利で、自身が持つセ・リーグ最年長勝利記録を更新。また、通算223勝は村山実(阪神)を抜いて単独13位に浮上。223勝のうち216勝を先発で記録しており、救援での勝利は西武時代の1991年10月5日のダイエー戦以来18年ぶり7勝目。10球未満での勝利はプロ入り初。