MLB球団のスカウト活動を調査へ

日本プロ野球組織(NPB)が東京都内で国際関係委員会を開き、MLB球団のスカウトや代理人らによる日本のアマチュア選手へのスカウト活動について、12球団のスカウトやアマ側から情報を集約するなど実態調査に乗り出すことを決定。プロ野球のスカウトはアマ選手への事前接触が制限されているが、海外のスカウトには活動を制限する規定がない。このためプロ、アマで合意した上でMLB側にスカウトの登録制を提案したが、登録証発行は困難と回答されていた。
また、事業委員会では、日本、韓国、台湾、中国の優勝チームが出場して11月に開催され、昨年は約2億2000万円の赤字を計上したアジアシリーズについて議論。代表チームによる代替案や開催時期の変更も視野に入れ、7月までに結論を出す方向で協議を続けることになった。