アジアシリーズ存続危機

日本プロ野球組織(NPB)が東京都内のコミッショナー事務局で実行委員会を開き、毎年11月に行われているアジアシリーズについて協議。20日に国際関係委員会と事業委員会の合同委員会を開き、開催の有無を含めて大会運営について具体案を集中討議することになった。日本、韓国、台湾、中国のリーグ優勝チームで争われるアジアシリーズは2005年に始まったが、昨年はコナミが冠スポンサーから撤退して2億円を越える赤字。不況のため今年もスポンサーを探すのは容易ではなく、日韓オールスター戦や代表チームによる国別対抗戦への移行、開催時期の変更などの意見も出ているが、採算面で状況が改善しない場合は打ち切りの可能性もあるという。