杉山悟さん、肺癌で死去

元中日外野手の杉山悟さんが肺癌のため愛知県豊田市の病院で死去。83歳。豊田市出身。岡崎中(現・岡崎高)から軟式野球のユタカ産業を経て、1948年に中日に入団。180cmを越える大きな体格と豪打から「デカちゃん」の愛称で親しまれた。1952年に27本塁打本塁打王を獲得、54年には91打点で打点王に輝き、チームのリーグ初優勝、日本一に貢献。1959年は国鉄、60年は近鉄でプレーし、同年に現役を引退。その後は中日の二軍監督などを歴任した。