NPB、審判員の年金を過少申告

日本プロ野球組織(NPB)のセ、パ両リーグ審判員の厚生年金保険料が過少申告して納付されていたことが明らかになった。保険料の算出基礎となる標準報酬月額を審判員の基本給のみで申告し、出場手当や出張手当などの諸手当を含めていなかった。今年1月にコミッショナー、セ、パ両リーグの3事務局が統合されたのに伴い、両リーグの経理状況を精査したところ過少申告が判明し、管轄の社会保険事務所に報告。時効を迎えていない2年間にさかのぼっての過少申告未納分は総額約500万円。NPB社会保険事務所と未納分の納付を含めて対応を協議する。