WBC監督人事はコミッショナーに一任

日本プロ野球組織(NPB)が東京都内のコミッショナー事務局で実行委員会を開き、来年3月の第2回WBCで日本代表を率いる監督の選考について協議。日本シリーズ優勝監督が就任する案や選考委員会を設ける案も出たが結論は出ず、加藤良三コミッショナーが前回大会で指揮を執ったソフトバンク王貞治監督や有識者らの意見を聞いて、早急に人選を進めていくことを確認した。記者会見した加藤コミッショナーは「WBCに勝てる強いチーム作りが重要との意見で一致した」と説明。具体的な人選については「有識者、関係者から意見を吸い上げ、可及的速やかに人選を進める」と述べるにとどまった。
また、日本野球機構の理事会も開かれ、10月1日からの来年度予算案の説明なども行われた。