上本達之が現金着服

西武の上本達之捕手が2006年秋に埼玉県所沢市内で窃盗事件を起こし、昨年12月に埼玉県警から捜査を受けていたと、「週刊文春」7月3日号が報道。同誌によると、上本は2006年に小手指駅前の埼玉りそな銀行のATMに他人が置き忘れた現金3万円を着服したとして、昨年12月4日に所沢警察署が捜査。その後、被害者と面談した上で弁済し、不起訴処分となっているという。小林信次球団社長は本人から報告を受けたことを認めた上で、「個人的な問題で、(被害者と)和解が成立して刑事事件にも発展しなかったので公表しなかった。球団ではなく彼個人の問題として誠意をもって対応するように言った」と釈明し、上本に厳重注意したことを明かした。さらに「週刊文春」の記事について「球団が事実をもみ消したように書かれているが、関与していない。抗議文を送って、対応次第では法的措置を取る」と話した。