加藤良三氏が新コミッショナーに就任

日本プロ野球組織(NPB)が東京都内のホテルで臨時実行委員会を開き、第12代コミッショナーに前駐米大使の加藤良三氏(66歳)を選任し、続いて行ったオーナー会議で承認。根來泰周コミッショナー代行は6月30日付で退任し、加藤氏は7月1日付で正式に就任する。任期は3年。NPBは有力選手の海外流出、世界規模の大会開催、アジア諸国との連携など、数多くの国際的な問題に対処するため、外交官出身で日米双方の野球に精通している加藤氏の手腕に期待し、就任を要請。会見した加藤氏は「大変光栄に思う。野球に対する情熱は人一倍持っている。謙虚に色々な意見をお伺いして、日本の野球発展に微力を尽くしたい」と抱負を述べた。