第2回WBC、変則トーナメントで開催へ

来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の運営会社「World Baseball Classic Inc.」が東京都内のホテルで概要を発表。第1回と同じ16か国・地域が参加。第1、2ラウンドが前回の総当たりリーグ戦から敗者復活戦を取り入れた「ダブルイリミネーション方式」と呼ばれる変則トーナメントに変更。4チームが通常のトーナメントと同様に1回戦を戦い、勝者同士が2回戦で対戦、勝利チームが決勝に進出。一方で1回戦の敗者同士が敗者復活戦を行い、勝者が2回戦の敗者と決勝進出をかけて対戦。決勝に進んだ2チームが次のラウンドに進出する。第2ラウンドでは、第1ラウンドで同じグループに属したチーム同士が1回戦で対戦し、勝ち抜いた計4チームが決勝ラウンドに進出。決勝ラウンドは通常のトーナメントだが、1回戦(準決勝)の組合せは、第2ラウンドが異なるブロックのチーム同士が戦う「たすき掛け」方式で行われる。第1ラウンドのグループ分けは、A組(3月5〜9日、東京ドーム)が日本、韓国、台湾、中国、B組(3月8〜12日、メキシコ・Foro Sol Stadium)が豪州、キューバ、メキシコ、南アフリカC組(3月8〜12日、カナダ・Rogers Centre)がカナダ、イタリア、米国、ベネズエラ、D組(3月7〜11日、プエルトリコ・Hiram Bithorn Stadium)がドミニカ共和国、オランダ、パナマプエルトリコ。第2ラウンド以降の開催日程、開催地は後日発表されるが、決勝ラウンドは米国のDodger Stadiumでの開催が有力視されている。