江藤慎一さん、肝臓癌で死去

史上唯一、セ、パ両リーグで首位打者に輝いた江藤慎一さんが、肝臓癌のため東京都内の病院で死去。70歳。熊本県出身。熊本商高から社会人の日鉄二瀬を経て、1959年に中日に入団。1年目からレギュラーとなり、右の強打者として1964年から2年連続で首位打者を獲得。1970年にロッテへ移籍、翌71年に首位打者となった。1972年に大洋へトレード、75年には太平洋で兼任監督を務め、ロッテに戻った76年限りで現役を引退。1985年には静岡県に日本野球体育学校(江藤野球塾)を設立。業務提携したヤオハンジャパンを都市対抗出場にも導いた。