根來代行、27日にも解決策を指示

前巨人のパウエル投手がオリックスソフトバンクの両球団と二重契約したとされる問題で、根來泰周コミッショナー代行が27日にパ・リーグ小池唯夫会長と会談し、解決策を指示することが分かった。この問題では、「6月23日以降にソフトバンクからの支配下選手登録申請を受け付ける」とするパの勧告を、オリックスが不服として根來代行に提訴。これを受け、根來代行はパの勧告を白紙に戻し、問題解決に乗り出していた。コミッショナー事務局は、外国人選手の契約では統一契約書ではなく付帯条件を含めたサイドレターの合意を重視。オリックスはサイドレターの契約を完了しておらず、根來代行はソフトバンクの契約を有効と判断するとみられる。パが示した事実上3か月の出場停止も見直される可能性が高い。