木村雄太の処分を3月1日付で解除

日本野球連盟(JABA)が東京都内のホテルで定例理事会と評議員会を開き、西武から不適切な金銭を受け取ったとして東京ガス木村雄太投手に科した対外試合禁止処分を3月1日付で解除することを承認。当初は昨年3月19日から1年間の出場禁止だったが、3月18日に開幕する東京スポニチ大会への出場が可能となる。
また、今年10月に社会人選抜チームをブラジルに派遣することも決定。ブラジル野球連盟(CBBS)からの要請を受けたもので、1908年に始まった日本からのブラジル移住100周年を記念した日伯交流年認定事業の一環。今年の第79回都市対抗野球の優勝チームを主体に構成。遠征期間は10月9〜20日の12日間で、現地の日系人チームなどと7試合前後を予定。
このほか、連盟運営などに関して外部有識者から意見を聞く「最高顧問会」(仮称)を新設することも承認。2012年ロンドン五輪での除外が決まっている野球の五輪競技への復活を目指し、3月25、26日に行われるBoston Red Sox×Oakland Athletics国際野球連盟(IBAF)と協力して国際五輪委員会(IOC)の委員を招く計画も明らかにされた。