KT、新球団創設を撤回も

韓国プロ野球への新規参入を発表したKTが、球団創設を撤回する可能性もあるとの意向を表明。韓国野球委員会(KBO)は27日に現代の解散とKTによるソウルを本拠地とする新球団参入を発表し、KTも同時に新球団創設を表明したが、既にソウルを本拠地としている斗山とLGが新球団の参入を認められないとする共同声明を発表。KTの李吉周広報担当常務は「(プロ球団が)毎年100億ウォン以上の赤字を出している状況で、それでも球団の創設を進めたのは、企業の利益を社会に還元しようという考えから。しかし、既存の球団が反対するようでは、KTの企業イメージを損なうおそれがあり、KBOとの交渉を打ち切る可能性がある」と説明。KTは31日にも新球団を創設するかどうか正式に発表する予定。