田中将大、高卒新人右腕最多の169奪三振

楽天田中将大投手がオリックス23回戦に先発登板して10三振を奪い、今季通算169奪三振として、1956年の米田哲也(阪急)の167個を抜いて高卒新人で歴代9位、ドラフト制後では1967年の江夏豊(阪神)の225個に次いで2位(右腕では最多)となった。また、江夏は230回1/3を投げて奪三振率8.79。田中は162回1/3を投げており、奪三振率9.36は江夏を上回る。規定投球回に到達して奪三振率9.00以上の高卒新人は過去におらず、田中が史上初の快挙に挑戦する。また、高卒新人で4度の2桁奪三振は、江夏の7度、1962年の尾崎行雄(東映)の5度に次ぎ、1953年の権藤正利(洋松)、54年の宅和本司(南海)、99年の松坂大輔(西武)と並ぶ歴代3位タイの記録。