渡辺秀武さんが死去

元巨人投手としてV9に貢献し、引退後は広島のスカウトとして辣腕を振るった渡辺秀武さんが肺炎のため静岡県浜松市内の病院で死去。静岡県出身で、富士高から本州製紙日本軽金属を経て1963年に巨人入り。1970年5月18日の広島戦で無安打無得点試合を達成するなど、同年23勝を挙げて優勝に貢献。その後、日拓、大洋、ロッテ、広島に在籍し、通算118勝100敗8セーブ、防御率3.35の成績を残した。通算144与死球東尾修(165)に次ぐ歴代2位。1982年限りで現役を引退した後は広島のスカウトを務め、新人王を獲得した川端順山内泰幸澤崎俊和らを発掘した。