横浜が那須野に契約金5億3000万円

  • 横浜が、2005年に入団した那須野巧投手に、12球団で申し合わせた最高標準額(契約金1億円+出来高払い5000万円、年俸1500万円)を大きく上回る5億3000万円の契約金を支払い、初年度の年俸も3000万円だったと発表。12日発売の「週刊文春」の報道を受けて認めたもので、契約金は2004年12月に5億3000万円を支払う覚書を交わし、最初に1億3000万円、その後は今年1月まで4回に分けて1億円ずつ支払ったという。契約金のうち3000万円が母校の監督に渡ったとされる疑惑については、球団から那須野の口座に全額を振り込んだとしている。なお、契約金に上限を設定することは独占禁止法に違反する疑いがあったことから「最高標準額」としており、超過契約金は不正行為ではないという見方もある。