裏金問題

  • 西武が裏金問題究明のため設置した調査委員会が中間報告を行い、1978年10月の球団創設から2005年6月の「倫理行動宣言」が採択されるまでの27年間に、(1)アマ関係者のべ170人に対して、選手入団の謝礼として金銭(1人あたり10万〜1000万円の現金か商品券、年間合計約500万円)を供与、(2)既に明らかになっている2選手のほかに、アマ5選手(うち1選手は外国人)に契約金の前渡し、報酬金の前渡し、海外渡航時の餞別金などの名目で計6160万円(1人あたり30万〜2800万円)の支払いがあったと発表。また、1994年の実行委員会で申し合わせた新人選手の契約金の最高標準額1億円(95年からはさらに出来高払い5000万円)に関して、この期間に入団した15選手に対する計11億9000万円の超過契約金の支払いや、2003年ごろまでに数回、学生を練習に参加させたりテストしたりする接触行為も明らかにされた。今回の調査対象者に関しては、倫理行動宣言以降の不正なスカウト活動は認められなかったという。調査委は11日に次回全体会合を開き、20日までに最終報告を行う予定。
  • オリックスのローズ外野手が、ロッテ2回戦の9回に小野晋吾投手から右翼席に今季2号本塁打を放ち、史上28人目の通算1000打点を達成。外国人選手としては初。1325試合目での到達は、落合博満藤村富美男に次ぐ史上3位のスピード記録。