現代が農協に身売りへ

  • 横浜が産業能率大との業務提携を発表。同校が取り組んでいる「スポーツビジネスをマネジメントできる人材の育成」を推し進めるため、来年度から開講する「スポーツ企画プロジェクト」の授業プログラムを共同で開発。湘南の田代富雄監督や球団職員が特別講師として教壇に立つほか、平塚球場で行われる湘南の公式戦を教材として教室で得た球団経営や公式戦運営の知識を実践的に学習できる。産能大は既に2004年からJ2の湘南とも同様の業務提携を結んでいる。
  • 韓国野球委員会(KBO)の辛相佑総裁がラジオ番組に出演し、現代球団がいくつかの企業と売却交渉を進めていることを公表。売却先は農業協同組合中央会(農協)が有力視されている。現代は1996年から太平洋を買収してプロ野球に参入。1998、2000、03、04年と4度の優勝を果たしたが、本拠地移転による人気の低迷や、球団株式の76.2%を保有するハイニクス半導体(旧現代電子)の経営不振などから深刻な資金難に陥っており、現代自動車傘下の起亜自動車が所有する起亜球団にグループ全体で資本を集中させることになった。現代には鄭珉台投手(元巨人)、Cliff Brumbaugh外野手(元オリックス)らが在籍している。