加藤良三氏が新コミッショナーに就任

日本プロ野球組織(NPB)が東京都内のホテルで臨時実行委員会を開き、第12代コミッショナーに前駐米大使の加藤良三氏(66歳)を選任し、続いて行ったオーナー会議で承認。根來泰周コミッショナー代行は6月30日付で退任し、加藤氏は7月1日付で正式に就任する。任期は3年。NPBは有力選手の海外流出、世界規模の大会開催、アジア諸国との連携など、数多くの国際的な問題に対処するため、外交官出身で日米双方の野球に精通している加藤氏の手腕に期待し、就任を要請。会見した加藤氏は「大変光栄に思う。野球に対する情熱は人一倍持っている。謙虚に色々な意見をお伺いして、日本の野球発展に微力を尽くしたい」と抱負を述べた。

日本野球機構が4年間で7億円超の申告漏れ

プロ野球12球団で組織する社団法人日本野球機構が、東京国税局の税務調査を受けて修正申告したと発表。同機構はオールスターゲーム日本シリーズを主催して収益事業の柱としているが、各球団が主催するレギュラーシーズンの試合にも審判員や記録員を派遣しており、年間約10億円に上る人件費や旅費を日本シリーズの経費として計上。この点について、同国税局は「(レギュラーシーズンの)審判員などの費用は各球団が負担すべきで、機構から球団への利益供与にあたる」として、2007年9月期までの4年間で約7億6000万円の申告漏れを指摘。機構は過少申告加算税などを含めて2億8089万3800円の追徴課税を10日に納付したという。根來泰周コミッショナー代行は「過去40年間、税務署の指導に従って正当に納税してきたが、このほど費用についての考え方が示されたため修正した。決して不当に納めてきた訳ではない」と説明した。

JR東日本、スタンプラリーの概要発表

JR東日本が、夏休み恒例のファミリーイベント「JR東日本ポケモン・スタンプラリー2008」を実施すると発表。期間は7月26日〜8月10日。首都圏の95駅にポケモンスタンプが設置され、専用パンフレット兼スタンプ台紙に6駅のスタンプを集めると、ゴールカウンターで先着30万名に参加賞品として「JR東日本オリジナルポケモンネックストラップ」「ピカチュウサンバイザー」「ラリー記念スタンプ帳」を配布。「ラリー記念スタンプ帳」は95駅全てのスタンプが押せるようになっており、全てのスタンプを集めると「JR東日本オリジナルピカチュウ貯金箱」がプレゼントされ、さらに抽選で「ポケットモンスター プラチナ」などが当たる。また、8月17日までにポケモンセンタートウキョーかポケモンセンターヨコハマに「ラリー記念スタンプ帳」を持参すると、オリジナルのポケモンカードが貰える。詳細は近日中に公開される予定。