オフの選手派遣で合意

日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会(JPBPA)が東京都内のホテルで労使交渉を行い、オフシーズンの試合参加と戦力外通告の時期に関して合意。
オフシーズンの海外冬季リーグなどへの選手派遣は、野球協約で参稼報酬期間外(12月1日〜翌年1月31日)の試合や合同練習などが禁止されているが、FAの加算年数が2年未満の選手と自主参加選手に分けた上で、本人が希望した場合に限定し、いずれも費用は自己負担とすることで一致。今オフはドミニカ共和国への派遣が計画され、台湾も候補地に挙がっている。
戦力外通告の時期は昨季と同様に2段階に分けて行うことを確認。第1次は10月1日から全球団のレギュラーシーズン終了翌日まで、第2次はプレーオフ全日程終了翌日から日本シリーズ終了翌日まで(日本シリーズ出場チームは終了後5日以内まで)。11月中旬に開催予定の第1回トライアウト前に終えることが主眼で、FA有資格者は対象外となる。
また、ドーピング検査に関して、選手会は第三者機関の設置を提案した。