田中俊幸さん、死去

セ・リーグ審判部長の田中俊幸さんが11日に外傷性蜘蛛膜下出血のため死去したことが分かった。67歳。山口県出身で、下関商高から1959年に投手として南海に入団。一軍での出場がないまま、1965年にセ・リーグの審判員に転身。1997年から審判部長を務め、1999年限りで引退。通算2994試合に出場、日本シリーズに5回、オールスターゲームには6回出場した。2000年からは審判部総務に勤務して後進の指導に当たり、03年に退職。その後は少年野球教室の指導などのほか、俳優として舞台出演などもしていた。