田中将大、高卒新人最高の奪三振率9.47

楽天田中将大投手が日本ハム24回戦に先発登板し、9回を5安打2四球13三振の1失点に抑え、完投で11勝目。2桁奪三振は5度目で、高卒新人では1967年の江夏豊(阪神)の7度に次ぎ、1962年の尾崎行雄(東映)に並ぶ2位タイ。通算196奪三振も高卒新人では尾崎に並ぶ4位タイ。奪三振率は両リーグトップの9.47で、新人では1990年の野茂英雄(近鉄)の10.99に次いで歴代2位。高卒新人で奪三振率9.00以上は史上初めて。

藤川球児、シーズン最多46セーブ

阪神藤川球児投手が今季最終戦となったヤクルト24回戦の9回に登板して三者凡退に仕留め、2005年に岩瀬仁紀(中日)が樹立したシーズン最多セーブNPB記録に並ぶ46セーブ目を挙げた。また、久保田智之投手は8回に登板して1回を無安打1四球の無失点に抑え、2005年に藤川が樹立したシーズン最多ホールドのNPB記録に並ぶ46ホールド目。更新中だったシーズン最多登板のNPB記録は90試合に伸ばした。